山登り(雄長子内岳470m)

私が山について心惹かれたのは、1977年(昭和52年)東京の早稲田にありました国立聴力言語障害センター附属聴能言語専門職員養成所で研修を受けていた時のことです。夏に同期で私より4歳下の和田さんという方に山に誘われました。全員5人で、南アルプス鳳凰三山に向かい、左側に日本で二番目に高い北岳を見ながら登ったのです。本当に山に魅せられました。

この時、私は新宿で電車を待つ間、和田さんが借りてきてくれた登山靴をうっかり置き忘れてしまいました。深夜、甲府の町中で登山用具屋さんを探し、代わりの登山靴を買い求めたりしました。大事な登山靴を無くしてしまい、和田さんにも大きく迷惑をかけてしまいました。この場を借りて深く謝ります。申し訳ありませんでした。

そんな中でも、山は素晴らしく、私を惹きつけてくれました。秋田に帰ってから、自閉症親の会の主催で、温泉登山旅行を何年もお手伝いさせてもらいました。また、オリブ園のわんぱく運動教室で、年1回の太平山登山を25年間も続けました。秋田の山の会「ルートファイブ」(太平山登山ルートが5つあることからつけた名称)の石井初男さんのお力添えがあったことが大きかったです。石井さんは残念ながら亡くなってしまいました。

私も後期高齢者の仲間入りしてしまい、体力のこともあり、秋田周辺の低山の散策を時々しております。ワンちゃんと二人でゆっくりとした登山で、大とら組(中学校以上放課後等デイサービスインクル)の登山の下見も兼ねて楽しんでいます。

今秋は少し遠いのですが、湯沢市皆瀬の「長いスプーン」(社会福祉法人)にお邪魔する時、途中向かって右側に素敵な山があり、ネットで見ると地元のマッターホルンと呼ばれているようです(笑)。そのためいつか登りたいと、二度程出かけました。しかし、登山口を見つけ切れず(国土地理院の地図では)撤退してきました。その後、後期高齢者直前の9月19日にネットで探した登山口を見つけ、登ることができました。以下、PDFでご覧ください。

 

雄長子内岳登山記録-圧縮済み