運動教室

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運動教室は、担当するリハビリテーション・スポーツ指導員のもと、曜日と時間を決めて、個々のお子さんの発達にあわせて内容を考え対応します。
必要に応じて運動的なプログラム(チャレンジ運動教室-個別的な感覚運動遊び)を時間内に設ける場合もあります。

 

わんぱく運動教室

g_03img基本的な運動としての歩く、登る、下るなどを、野外に出てやろうとするのがこの「わんぱく運動教室」で、四季を通じて自然の中で基本的な運動経験を積んでいきます。
主に幼稚園・保育園入園後の子どもを中心に行っています。
わんぱく運動教室の開設の歴史は、1980年代から30年近く前に、「大森山運動訓練」として、近くにある大森山を運動訓練の場として始めており、はまなすロードが出来てからは、地域の様々な場所をフィールドにするようになりました。
地域の開発で、子どもに適した野山が必ずしもあるとは限りませんが、大森山を中心にして、梅林園などや、海岸、豊岩山地、また少しの遠出として、中央公園や太平山など、さまざまな企画をしています。
ご家族(母親)と共に、野山で伸び伸びと運動するのは、精神的な面でも大きな解放感を生みます。積み重ねがよくみえる活動です。

 

 

 

 

 

チャレンジ運動教室

o_01img毎回の個別支援前後に感覚運動遊びを、個別的に約10分〜15分を費やしています。
1993年(平成5年)に開設した教室で、身体におけるさまざまな感覚器に快の遊びを通し刺激を与えながら、いろいろな感覚運動遊びを経験することをねらいに行ってきました。
子どもたちの楽しい感覚運動の経験が、発達の段階に何らかのよい影響を与えているのは確かなようです。
この運動遊びの対象は、「ことばの個別支援」を受けているお子さんで、主として、運動が苦手な子や、バランス感覚が難しい子が対象です。
運動遊びの内容は、主に「快の感覚」を中心とした空間感覚の認識とバランス(調整力)です。
毎回数種の運動器具を設定し、それぞれの器具の特徴を生かし、「楽しみながら自然にできた」というのをモットーに行っています。
見た目はすごく運動感覚が良さそうに見える子どもでも、やってみると予想に反して難しかったり、一つの種目は抜群に良いが、それと類似した種目を行ってみると難しかったり、というような例が見られます。
単発的な動作や運動は、それなりに行えるのですが、全体的に自分自身の動きの中で、例えばバランスが崩れたりした場合、リカバリー的な反射反応が難しい例が多いことを感じさせられています。