この1年の出来事

前の文章を書いてから1年を経過致しました。
たくさんのことがこの1年ありました。順次記します。

・前記の「山の學校」の主催者である藤原優太郎さんが2015年5月8日亡くなりました。
お元気そうでおいしいピッザを作ってくれたのに,本当に残念です。
山には詳しくまさしくその道のプロでした。聞きたいことがいっぱいあったのにもう聞くことが出来ません。2015年7月に山の学校を訪れたのですが、 閉鎖されている学校の前に華が手向けられておりました。合掌。

・オリブ園が建て直されることになりました。
震災以降耐震の問題も出て、老朽化と相まって改築を余儀なくされたのです。今、国や県や支の財政困難な 中での改築は多くの補助は求められず、自己負担の多くを借財に頼らなければなりません。
若く自己の生活等をあまり顧みず働いてくれている職員たちにこうした重さを残すのは心苦しいのですが、より未来的な仕事として前を向いていくことしかありません。

2015年7月14日(土)難聴オリブ集う会が開催され、すばらしい会となりました。
その会の終了間際、参加者当事者より、オリブ園改築のための 寄付をいただきました。何の前ぶれもなく、封筒が差し出され、強く感激いたしました。ここで感謝の意を述べさせてもらいます。
こうした想いが育ってくれた こと、何よりも素晴らしいと思いました。ありがとう。

全国児童発達支援協議会による全国職員研修会秋田大会が2015年7月2日〜3日に、秋田県社会福祉会館を会場として開催されました。
「改めて発 達支援を考える」ー「当事者」、「保護者」とともに発達支援を考えるーをテーマに全国から250名の参加で開催されました。基調講演は浜田寿美男氏、パネ ル対談は当事者・保護者から向井望氏・向井裕子氏、三戸学氏・三戸慶子氏、講演は当事者研究の最前線として熊谷晋一郎氏、分科会(発達支援・放課後等デイ サービス・保育所等訪問)、CDS報告(発達支援の指針・実態調査・虐待防止)ともりだくさんで時間が足りなかったという多くの意見がありましたが、一方 満足されたという意見が圧倒的で、うれしく思っております。
この研修会をもちかえり、より日常に活かしていってもらいたいと切に願っております。

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