時間の過ぎる感覚

年齢が少しずつ増えてきているのですが、年齢に比例して時間の過ぎる感覚が速くなっていきます。つい最近の「ばら通信」に書きましたが、時間の速度 は年齢の二乗に比例するように思います。宇宙の公式を拡大解釈(はやっています)すると、アインシュタインの E=m×(cの2乗) 【E=エネルギー  m=質量 c=光速度】を、私なりに次のように
【E=時間の速度感覚 m=活動量 c=年齢】 考えると、ないことではないと思わせられます。

中学生の明日がテストという夜半、疲れて外に出ますと満天の星空(奥羽山脈の懐だったためそれは美しい星空でした。)。私が見ている星の光は遥か以前の光。もし、今光った光がこの地上に届く頃、私は既にこの世界に居ない(ここまでは崇高な感じがしますが)、明日のテストなどフン(一気に俗っぽい世界 へ!)、と思ったりしました。
あの日から50年も経ちました。
あの夜光った星々の光は、今なお宇宙を走り続けているのでしょう。

しかし、短い時間とはいえ、生のひとつひとつがちりばめられたこの地上のそれぞれの生は確かなものと思います。短くともうなづける生、納得できる生 をみな求めているのではないでしょうか。
子どもたちの外に向かってくる輝くばかりの表情を見ていると、「豊かに!」と願わざるを得ません。

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