追悼 船山忠重様
元理事の船山忠重様が平成27年8月に94歳で亡くなられました。
昭和47年に社会福祉法人グリーンローズが認可されてから平成10年に退任するまでの26年に亘る長い期間理事を引き受けてくださいました。
その間にはオリブ園が難聴幼児通園施設に認可され、ルーテル愛児幼稚園が学校法人に認可されるなど、社会的に公認されるようになりました。
船山氏は秋田市の教育委員長や第一助役をなさっておられましたので、秋田県や秋田市との交渉の助言や予算や決算時の理事会では亡き工藤市吉氏や加藤正男氏とともに私どもにとっては大変貴重な助言を賜りました。
個人的なことですが、船山氏は私の父、片桐格が秋田製鋼という会社で働いていた時の同僚でした。朝鮮動乱が始まる前に会社は倒産し、その後、秋田市役所に就職されたと聞いております。理事を退任されてからは季節の節目には幼稚園の畑でとれた野菜をご自宅に届けたりしておりました。最近は老健施設を利用なさっていたそうですが、ご子息の幸男さんのお話では自動販売機まで移動するとき、車いすを巧みに操作したり、頭脳も冴えていたと聞いておりましたので、急な訃報には大変驚きました。お線香を上げさせて頂き、奥様に、長い間お世話になったお礼を申し上げました。49日の忌明けから2週間後に後を追うように奥様のフミ子様もお亡くなりになられました。ご夫婦の絆を感ぜずにはおられません。
船山忠重様に深く感謝し、ご冥福をお祈り申し上げます。
社会福祉法人グリーンローズ 前理事長 片桐勝也
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