オリブ園
子ども発達支援センター・オリブ園は、
聴こえが難しい、ことばに遅れがある、あるいは発達に、かたよりや遅れのある乳幼児・お子さまが、ご家族(保護者)と一緒に通園して、ひとり一人の状況に合わせた個別支援やグループ療育によって、発達を促す支援、お手伝いを行う施設です。
オリブ園は、1975年(昭和50年)、厚生労働省(当時、厚生省)の認可を受けて、難聴幼児通園施設として、岡山県の施設と共に、日本で最初に秋田県秋田市に開園、難聴など発達障がいのある乳幼児に対して支援を行う通園型施設ですが、国の制度が変わり、2012年4月より、難聴幼児通園施設の名称から、子ども発達支援センターの名称となりました。
ひとり一人に合わせて、支援(援助)のいろいろ
1.様子を見ながら
定期的にお子さまの様子を報告していただきます。
2.地元の保育園・幼稚園に通いながら、ご家族と一緒に通園
週一回1時間程度 個別の支援を受ける。
週二回1時間程度 個別の支援と運動教室を受ける。
月二回1時間程度 個別の支援を受ける。
3.年齢が小さい場合、ご家族と一緒に通園
週三回ほどのグループ
4.事情により、ご家族と一緒に通園、週一回のグループに。
その他、さまざまな援助の方法があると思いますので、ご相談ください。
支援の内容
「きこえ」と「ことば」の支援 | ・補聴器をつけているお子さまのグループ・個別対応 ・発達のお子さまのグループ・個別対応 ・話しことばのお子さまの個別対応 ・インクラス支援(保育園・幼稚園の現場で担当職員が支援する) ・ソーシャルスキルグループ |
実践・運動教室 | ・発達のお子さまの野外運動教室 ・発達のお子さまの屋内運動教室 |
家族・地域支援 | ・家族勉強会 ・家族参観日 ・ワークショップ ・保育園・幼稚園・学校訪問 |
支援期間 | 1年間又は一学期を単位 |
支援の形態
オリブ園による支援は、国や県と保護者の方との契約を、依托という形式によって受けることになります。
ご利用方法
オリブ園のご利用には、ご家族の方が、児童相談所や市役所などに出向いて、「児童施設支援給付費の申請」手続きが必要です。
それには、耳慣れない場所や窓口のために、心配ごとや不安が増してしまうことも多々ありますので、お会いして、お話することを望んでおります。
ぜひ、お電話を下さり、話し合いの機会を持たせてください。
電話 018-828-7750
施設の概要
名 称 | 子ども発達支援センター オリブ園 |
所在地 | 〒010-1638 秋田県秋田市新屋表町8-5 |
事 業 | きこえ、ことば、コミュニケーションの支援 |
認可・開園 | 1975年(昭和50年)10月 厚生労働省(旧厚生省)第一種社会福祉事業「難聴幼児通園施設」認可 2012年4月 子ども発達支援センターとなる。 |
園 長 | (施設長) 佐々木 明美 |
電話番号 | 018-828-7750 |
沿 革 | こちらからご覧下さい(別ウィンドウで開きます) |
オリブ園の特徴
●ご家族には、相談や検査によって支援の計画をお話しします。
●お子さまは、ご家族といっしょに通園できるため、安心して支援が受けられます。
●お子さまの成長に合わせて、姉妹園であるグリーンローズ保育園・ルーテル愛児幼稚園と連携をとった保育ができます。
●ご家族の希望により、各地域の保育園や幼稚園とも連携をとります。
●就学に向けての様々な取り組みを支援します。
●オリブ園の支援を、ご家族が希望される場合には、当園との契約によります。
(ご参考)難聴幼児通園施設とは
従来の名称でありました「難聴幼児通園施設」は、難聴のお子さまを保護者のもとから通い、言語聴覚士を始めとして、耳鼻咽喉科や小児科などの嘱託医、児童指導員、保育士など、多くの専門的資格を持つ職員達により、お子さまに必要な指導や、聴能訓練や言語機能の訓練を行う施設です。
この施設制度は、1975年(昭和50年に、日本で初めて、当オリブ園と岡山のかなりや学園の申請に対して、旧厚生省(現、厚生労働省)より第一種社会福祉事業として認可された施設で、全国に25の施設がありました。
2012年4月、国の制度変更に伴い、知的、肢体不自由、難聴の「障害」種別を一元化して、身近な地域で支援できるようになり、名称も、子ども発達支援センターに変更になりました。