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書籍名、他 |
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著者 |
出版社 |
おすすめ理由 |
1 |
障害をもつ子のいる暮らし |
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毛利子来、山田真、野辺明子他 |
ちくま書房 |
これまでの多くの本は、成長させるための本とかが多かったが、ここで、初めて「障害」をもつ子の暮らしを考える本が生まれた。共に生きるという共通のベースの中で書かれた初めての本だと思います。 |
2 |
雨あがりのギンヤンマたち |
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牧口一二 |
明石書店 |
自ら「障害」をもつ牧口さんが、たくさんの小・中学校、高校生と対話している。学校に出かけて行って、直接対話している姿がすばらしく、ものの考え方でこんなにも前を向けるんだということを教えてくれる。 |
3 |
ようこそダウン症のあかちゃん |
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日本ダウン症協会(JDS)編 |
三省堂 |
ダウン症の家族がたくさんの写真入りで紹介されています。「生」への賛歌が最初から最後までつらぬかれています。また「出生前診断」が普及することへの危惧に対しての家族からのことばは胸をうちます。 |
4 |
これがぼくらの五体満足 |
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先天性四肢障害児父母の会 |
三省堂 |
子どもたちの想いがすてきなことばで飛んできます。そしてそのむこうの生活を想像力豊かに想像させてくれます。写真もしっかりのっていてその心意気が胸をうちます。 |
5 |
いま子どもたちの生きるかたち |
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浜田寿美男 |
ミネルヴァ書房 |
学校における子どもたちが、今何を学んでいるのかという下りは圧巻です。世界を観る目の内容がいかに大切かを、この本は語っています。 |
6 |
障害をもつ子を産むこと 育てること |
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野辺明子 他二名編著 |
徳間書店 |
お母さんたちが「障害」をもつ子を産み育てた中で体験した様々な困難と喜びが書かれています。皆、激しく前向きなのに、医療や教育、そして社会がまだまだそのことに対して十分なサポート出来ていません。 |
7 |
行動が問題になる子どもたち |
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川端 利彦/
障害者問題資料センター |
りぼん社 |
子どもや患者の立場に常に立つことを目指しています。長く児童青年医学会で「子どもの人権に関する委員会」の委員長を引き受けてこられた先生のことばは、その姿勢、子どもを見る目が、今も新しく新鮮です。 |
8 |
子どもの心がきこえますか |
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T.B.ブラゼルトン |
医歯薬出版 |
私たちが子どもを育てる時に、発達やしつけに追われ子どもが何を考え何を求めているか、つい忘れてしまいがちです。そうした時この本を開くと、きっと子どもの心を考えさせてくれます。 |
9 |
ちびっこギャングの馴らしかた |
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クリストファー・グリーン著 |
メヂカルフレンド社 |
この本は育児としつけに関する決定版?と呼べるくらいその指針がしっかりしていると思います。一般の育児を対象としていますが、多くは共通する問題を取り扱っています |
10 |
共生の法律学 |
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大谷恭子 |
ゆうひかく選書 |
弁護士としてこれまで関わった事件を「共生」の立場から掘り起こしていて興味が尽きない。自分自身の生に随所で立ち返っているところが人間的で法律の本にありがちな固さを和らげ、おもわずひきこまれます。どうぞ御一読を。 |